湯冷めしやすい温泉もある?

こんにちは。よーつんです。

みなさん、温泉って入るとぽかぽか温まる~って思ってませんか?

もちろん、お湯に浸かっているのですから温まりますよね。

先日近所の温泉に行ったところ、脱衣所で小学生の女の子が湯上りに「寒い」と母親に訴えていた場面に遭遇しました。

母親は「温泉に入って寒いなんておかしい」「きちんとあたたまらないからだ」と言っていましたが、

いえいえ、

この温泉、泉質が良いために上がり湯をしないと湯冷めするのが早いんです。

温泉はあったまるものと思い込んでいた10年ほど前、真冬に入りに行き、上がり湯をしなかったところ、上がった直後から体が冷えてひどい目にあいました。

温泉入ったのに体が冷えていくなんて初めての経験でビックリ!その後も泉質を確認しながら湯めぐりしていると、湯冷めが早い温泉にはある共通点がありました。

硫酸塩泉

冬は要注意の泉質です。

硫酸塩泉とは

温泉1㎏中の溶存物質が1,000㎎以上で、陰イオンの主成分が硫酸イオンであるものを硫酸塩泉と呼んでいます。

陽イオンとの組み合わせの違いで以下の3種類に分けられます。

芒硝泉ナトリウムー硫酸塩泉
石膏泉カルシウムー硫酸塩泉
正苦味泉マグネシウムー硫酸塩泉

効能

動脈硬化、切り傷、火傷、慢性皮膚病、冷え性に効果的です。

肌の油分を溶かし角質を取り除いてくれるので美肌の湯としても有名です。

おすすめの入り方

一般的に硫酸塩泉は保温効果があると言われているのですが、硫酸塩泉ではなくても、硫酸イオンが多めの温泉は個人的には冬場には向いてない温泉だと思っています。しっかりと温まる温泉は他にもたくさんありますから。

でも、もし入るのであれば上がり湯をすることをおすすめします。

もちろん温泉成分の違いで、そのままでもぽかぽかが持続する場合もあります。

しかし、少しでも湯冷めしそうと感じたら洗い流しましょう。温泉ですから、体の芯は温まっているはずです。表面を洗い流せばぽかぽかがより持続しますよ。

湯上りさっぱりする泉質ですので、どちらかといえば夏のほうがおすすめです。